一年以上続いた
かかりつけ医の往診を
来月から外来で
お願いする事になりました。
訪問看護師さんの提案で、
もう安定しているから
という事で。
ステロイドの処方と
在宅酸素があるのと、
がん治療の病院は少し遠地なので
かかりつけ医の存在は
欠かせず、
ぶっちゃけて相談できる
訪問看護師さんも、
いざという時にも
何度も電話で助けてもらった
今でも心強い存在。
ヘルパーさん方も
リハビリさんも
一年以上顔馴染みになると
毎日賑やかで楽しくて、
いろんなお友達も
たびたび来てくれるし
今だに
ほぼ外出してないけど、
それを忘れるくらい
毎日に張りがあります。
日当たりも見晴らしもよい
自宅の環境も
影響していると思う。

「お出かけとかされてます?」
って聞かれて、
「はい。‥いやいや
歯医者と病院くらい笑笑」
外食したのは
1ヶ月以上前でしたわ。
ずっと家にいても
動きがあるから
氣にならないくらいです。
何はともあれ
恵まれていて
感謝しかない
療養生活の中で、
体の尊さを
命がけで実感した
一年でした。
どんなときも
精神が体を
支えていることも。
呼吸する
排泄する
食べる
それだけで精一杯に
必死に
生きてた時期を経て
これまでの精神世界の学びが
一番底で支えてくれていたことにも
深く感謝しています。
そしていまだに思うのは、
こんな呼吸苦で
よくもまぁ
寝れて
おしゃべりして
諦めずに
食べられてきたなー
という事。
今も呼吸は苦しくて、
それはまだデフォルトなのだけど、
一年前の動画に
私の呼吸音が
入り込んでるのを聞いて、
あまりの呼吸の早さに
(それでも歌ってる強靭メンタル)
今の回復具合を再認識しました。
呼吸が苦しくない。
呼吸が当たり前。
空気中の酸素が
取り込めるって
本当にもう
めっちゃすごい
体のはたらきだと
つくづく分かった。
多くの人が
当たり前としがちな事こそ
なにより尊くて
豊かで
価値がある
という真理に、
知識ではなく
経験でたどり着けたのは
大きな糧です。
私の場合
肺が病んでるよりも、
機能するための
筋肉がまだまだ足りてないんだな
と自分の体を分析してて、
だからと言って
体重が増えるのにも
段階が必要で、
そういうの全部
経験させてもらってます。
体重40kgまであと少し!
ほんとにゆっくりだけど、
確実に体が作られています。
この一年
私の体のペースで過ごせて
みんなにお世話してもらって
ぬくぬくな毎日だけど、
次はそれを一つずつ
卒業していくんだなー
さて。
不安はいっぱい。
そして楽しみです。


