2023.04.05

変わらない美しさとは

変わらない美しさとは

マルセイユタロットという

カードリーディングを勉強し始めて

4年半くらいになります

占いではなく

心の鏡として使うカードです

 

4年過ぎても

まだまだ修行中で

今モニター120人くらい

 

あと180人

合計300人のリーディングを

経験したら

どんな世界が見えるのかを

楽しみにしながら

機会があれば

リーディングさせていただいてます

 

ha-monはアロマのサロンだけど

だんだんと

自然療法を扱う体のプロかというと

なんか違う感じがしてきて

腰が痛いとか

二の腕が氣になるとか

そういう悩みを解決するサロン

ではないなと

割り切ることにして

つい最近ホームページも

「魂を磨くヒーリングサロン」と

改めました

 

2020年に思い立って

開業届を出し直していて

その時に業務内容に

「魂を磨く」と書きました

 

私の提供していきたいサービスは

精油を使ったアロマテラピーとは

もう違うな

と感じていたからです

 

結果を出すサロンではなくて

変わらない本質を

お客様と共に探求するサロンへ

 

そして3年経てば

すっかりそういうサロンになりました

 

行動の前の意識の方向づけは

とても大事ですね

 

今や施術や

精油の活用方法だけでなく

物事のとらえ方や

心の在り方をお話しする機会が

とても増えました

 

 

でも私はもともと

スピリチュアルな世界には

否定的で

ヤングリビングの精油を

使い始めてから

随分と理解してきたものの

タロットとかカードを

自分が扱うだなんて

ホントにいやだわーーー

って思ってました

 

怪しい

すがってるみたい

そう思われたくない

という他人軸な目線

 

でも

古代の智慧としてのアロマは

タロットと

源の思想が同じだから

学ばないわけには

いかなかったのです

 

どうしても

自分を変えたかったから

そして

抵抗心があるところにこそ

自分が変わるための

ヒントがあるのだと

分かっていたから

 

そしたらタロットは

とても面白くて!

すぐ夢中になりました

 

だけど道は険しく

挫折もして

深めの傷を負ったときも泣

 

「見る」という感覚が

使えない

思考で濁って

純粋に見えない

 

自分が感覚を使わずに

どれほど頭で考えて

それを感覚だと

錯覚しているのかを

痛感しました

 

勉強してきたからこそ

まっすぐ見る事が

できなかった時期も経て

今はタロットの奥深さに

感動しながら

モニター300人修行を

させていただいています

 

私のリーディングは

まだまだです

でもカードは

間違えないんです

それがすごいところ

 

当たる当たらないの

当て物ではないけど

間違いなく

その人の心を写し出すから

古代から受け継がれてきた

長い歴史が表す偉大さを

感じさせます

 

 

というのも先日

東京にあるタロット美術館を

訪れたときのこと

とっても素敵で

洗練されていて

一緒に行った学びの仲間と

テンション上がってウキウキ♪

とっても今っぽくて

おしゃれなんです

 

いろんな絵柄の

ビンテージ物のカードが

数えきれない程

ありました

 

カフェもあって

タロットマニアには

たまらないけど

そうでなくても

行きたくなるような

素敵カフェ

(ヴィーガンでとってもおいしかった!)

(イタリアの職人に完全オーダーメイドらしい10「運命の輪」のカードの壁画)

 

 

私が普段扱っているのは

厳格なほどクラッシックな

古代からの智慧

 

今っぽさの

一番対局です笑

 

でも

だからこそ氣づけたのは

オリジナルではなく

伝統に忠実であることの

必要性でした

 

タロットが誕生した

当初から

色や比率を

忠実に守っている

マルセイユタロットだからこそ

純度高く

その人の心を

写すことができます

 

誕生前の

ずっと前から

継承されてきた

古代の人々の智慧が

マルセイユタロットには

込められていて

それが何千年たった

今なお

受け継がれているという

まるで一枚一枚が

神殿や

考古学博物館のようなもの

 

一方で

オリジナリティー溢れる

タロットは

どれもとっても素敵だけれども

絵そのものに魅力があって

作り手の個性や

メッセージ性を

受け取ってしまうから

純粋に心を映し出す事はできない

と感じました

一種のアートです

 

神殿とアートの違い

アートは

神殿にはなり得ません

 

だから

マルセイユタロットでなければ

いけないんだ

と改めて

自分の扱うカードとの

信頼関係を

深めることができました

 

ついオリジナルに

価値を見出しがちだけれど

伝統という時間の中で

変わらない事の

偉大さも

忘れないようにしよう

 

変わらないことの

美しさ

変わらないことの

必要性

生きていくうえで

必要なのは

時間がたっても

色あせない

精神世界

それはオリジナルでは

作り出せない

普遍のもの