2023.04.19

言葉の威力。「闘病」とは

言葉の威力。「闘病」とは

物事の捉え方や

意識の向け方で

見える世界は一変する

 

これは私の大原則です。

 

この視点から

病気と向き合う時に

絶対外せないのは

治療法よりも先に

心の在り方だと思っています。



以前から闘病という言葉に

とても抵抗を感じていて

闘病→病気と戦うこと。くじけず積極的に療養する事。



なんか反発が強すぎないか⁈

そんな強く向き合ったら

ポキっと折れそう…

 

こんな言葉無くなればいいのにー



この言葉

自分が癌になるまでは

多分氣にも止めてなかったと思うし

もしかすると

他の人に対して使っていたかもしれません



自分が癌になってから

敏感になり

「癌と戦う」とか

「闘病記」とか

「癌に負けない」

というような言葉を見るたび

不快感を感じてきました



戦わなくて良いんじゃないかなぁ

そういう捉え方は

結局自分を嫌悪してることと

同じじゃないのかなぁ



言葉が現実へと導くエネルギーは

すごく強くて

 

戦いにすると

病気も治療もとても苦しい。

 

勝つか負けるかの二択は

とても苦しい。



だからその言葉に導かれて

必然的に苦しい状況になっていく

という事はないでしょうか



私は

体が必要として偏った状態になり

症状が出ているのだから

治すためには

全体のバランスを整えたら良い

という捉え方をします



体は間違えてない

 

症状はベスト

 

これは私の大前提です

ここからどうしたら良いか

向き合っていく



自然療法や古代医療は

どれも本質的に同じだと思います



病気は人生をより良く変える

きっかけで

 

病気になったからこそ

今までの生き方を

見直さなければならないし

 

自分に合わない生き方を

してきたから

病気になってると捉える



戦うより

感謝した方が氣分良くないかなぁ

と思ったりします

だって自分の体なんだもの



先日手にした本は

まさに「闘病記」でした

帯は

「今日もがんに負けなかった」

 

あぁもう辛い

勝つか負けるかにしちゃいけない…

勝ち負けは

いつか負けるんだよ…

 

本の半分くらいまでは、

 

そんな捉え方は辛いなぁ

なんでもっと体の無限の可能性を

信じられなかったんだろうなぁ

 

と残念に思いながら読んでいました



でも後半以降読み終えた時には

いよいよ体が衰弱していく中でも

彼は希望を見出して

懸命に生きていると感じたし

 

私たち読者は

この本によって生死について

多くを感じたり考えたり

するのだから

死んだ後の役割が大きい

そういうひとつの生き方を

見せてもらったのだと

思いました



ただもしも

もっとこの人生を生きたい

と本当に望むのであれば

 

闘病という言葉や病気に

どんなイメージを載せているのか

見直してみるのは

大事な事かもしれません

 

どんな治療を選ぶのか

という具体的な方法の前に

心の在り方の方を整える

その方が

ずっとずっと影響力が強いからです



どんな名医や治療法に巡り合えても

最後は自分の体にかかっているのだから

ギリギリになって神頼みするよりは

 

最初から

自分の心を整え

信じられる自分を

取り戻そうとした方が

何が起きても安心でいられる



まずは

今ある全てに感謝して

心を満たして

軽やかになれたら

それだけで最高♪

 

湧いてくる感情に

一喜一憂しないで

冷静に

一旦受け止める事も

とても大切です



盛り上がった感情は

いつか落ちます

 

感情のジェットコースターに

乗りっぱなしの人生で

ほんとに大丈夫ですか



自分の意識はどこに向けますか


私はいつも進化させたい

進化と退化しかないのなら

いつも進化させたいな