2023.06.01

食が文化を作る

食が文化を作る

私の高2の夏休みは

アメリカのネイティブのお友達の

お家に滞在させてもらっていて、

ある日彼女が

サイクリングのお供にと

お弁当を作ってくれました。

 

こんなん↓

(再現。これはこれでとっても美味しい!)

 

美味しそうな食パンを買ったので、

サロンでお昼に食べたいなって思ってて

そしたら

アメリカのお弁当のスタンダードを

思い出しました。

 

もう30年以上前の事だけど、

多分今もそんな変わらないのでは?

朝はいつもシリアル。

 

 

それはそれで美味しいけど、

私達には

これが日常にはならない。

 

日本はものすごーく

丁寧に食事を作る文化なんだと

比べて初めて

思い知らされます。

 

日本の食事は

家庭料理であっても

もはや芸術の域です。

 

 

息子に作るいつものお弁当。ふつうの。

見せる程でもなく

なんかもっと美しく仕上げたいなって

思うレベルだけど、

そんな厳しすぎる事を

言っちゃいけないなって

自分で自分を戒めます。

 

私なりに

めちゃくちゃ愛情込めてるって

ちゃんと認めてあげないと。

 

毎日毎日こうやって

写真を撮るのが習慣で、

誰に見せるわけでもなく

ただ自分が楽しく作りたいだけで

してる事。

 

なのに

それもままならなくて

苦痛なばっかりだったお弁当作り。

 

ところが

長男の分がいらなくなり

2個から1個に減り、

 

次男はそんなに拘らないから

氣分的に楽になり、

 

苦痛だった早起きも

早寝して

目覚まし時計要らずになり、

 

なんやかんやで

最近は随分楽勝に。

 

 

しかし

こうやって並べてみると

日本のお弁当文化って

ハイレベルすぎますよね。

 

素晴らしい!

精神性の高さが伺えます。

 

子供がまだ小さい頃、

日本のお弁当は凝り過ぎてて

そんなに頑張る必要ないと思う!

私はアメリカ的ランチボックス

(ジップロックに食パン)を採用するんだ!

と思っていました。

 

いや、無理ですw

そういう文化じゃないと

今は思います。

 

日本人は丁寧で

細部に愛を込めて表現する

 

お弁当箱にいろんな形や機能があったり、

お弁当専用の冷凍食品があったり、

そんなのも

全部愛情表現。

 

素晴らしい文化。

 

素晴らしい日本の精神。